交通事故でも非接触ケースにおける弁護士の活躍

車の運転中における交通事故と言うのは、基本的に加害者と被害者の車両の衝突によるものに起因するものが多いのですが、時として加害者の車両における危険行為によって引き起こされる非接触事故と呼ばれるケースもあるでしょう。

有るケースとして前方を走行中の加害者が突然急ブレーキを踏んだことにより、後方で走行中の被害者がそれ避けようとして横転したケースがあります。

これにより被害者は腎臓障害や脊柱異常などの身体障害を発症しましたが、弁護士を立てて約7,000万円の損害補償を請求するために先方の保険会社と対峙したところ、車両の非接触というポイントを保険会社が取り上げて補償額の8割にあたる部分の過失相殺を提起してきました。

しかし、弁護士側は前方を走行していた加害者の急ブレーキが被害者の障害との因果関係が大きいと判断していたので、最終的に訴訟によって3割弱の過失相殺にまで調整させたのです。

また、およそ7,000万円の補償請求額の内訳の中で最も大きな部分を占めていたのが、本来の就労による日常生活における利益の喪失、つまり逸失利益に関するものでした。被害者の女性は事務職であったために、肉体労働ではなく業務に差し障りはあるものの、職場の理解もあって収入自体はそのままで維持できていました。

保険会社この点を指摘して利益の喪失はほとんどないという意見をぶつけて来ましたが、弁護士側は被害者の給与については変わらないが作業効率や労働に対する物理的な消耗は以前よりも多くなっているとして訴訟で訴えたところ、50%ほどの逸失利益が裁判で認められ最終的に5,000万円ほどの保険金が下りることになりました。

障害を負った被害者については事故後における仕事における必死の努力が認められ、本来利益の喪失として十分なものが裁判で評価されにくい腎臓障害などでも個人による示談によらず、弁護士をしっかり活用したことによって達成できた保険訴訟であったと言えることでしょう。

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